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検査の要求について
1、まず、検査予定製品と図面が一致するかどうかの確認。それから図面により三角法と一角法のどちらを使用するか確認。
2、検査を受ける製品の材質は図面通りかどうかの確認。(ステンレスなら磁石で検査し、磁力があるかどうかの確認。)
3、外観確認。バリ、カエリがあるかどうか及び平均的な面取りの確認。
4、数量は図面通りかどうかの確認。
5、検査する前に検査工具を校正してから、問題がなければ使用。
6、検査する前に、必ず部品を綺麗にしてから検査を行います。(製品の精度の確実さを保証するため)。
7、弊社の原則として、すべての製品、すべての寸法を必ず検査を行います。そして、検査値を図面に記入します。不良が出た場合赤いペンで書きます。
8、すべてのネジ穴は通り止まりゲージで検査。それから、ネジの深さと直角度の検査行います。そこで細目、並目、直目と錐目を注意します。直角度の場合は必ずブロックケージと直角定規で検査します。
9、図面に全部記載されている面取りの確認。 図面に要求された注意事項、面取り、C角とR角の確認。
10, 面粗度の検査。
図面に記載されている面粗度値と測定ゲージ比較。図面に要求さていない部分で重要と判断した面は測定します。
11、検査注意事項。
図面に記載されている同心度、真円度、直角度、平面度、対称度など、必ず検査。
12、表面処理について。
検査合格の製品を表面処理の箱に入れ、図面を表面処理棚の図面ファイルに入れます。表面処理後、確認し問題がなければ図面と製品を通い箱にいれ、検査番号を確認して、問題なければ、梱包棚に入れます。
13、製品を梱包棚に置く前に、通い箱のナンバーと中の製品が一致するかどうかの確認。一致しない場合は正しいナンバーを通い箱の外に書いて、梱包棚におきま
す。
14、検査完了の図面に検査員の印鑑を押します。
検査の前提
1、全数検査。
2、全項目検査。
3、検査工具の校正。(毎朝、検査使用前)
4、表面処理品は外注に出す時前、時後検査。
5、検査前の清掃(アルコール使用)
項目 | 方法/工程 | 使用工具 | |
1 |
検査対象品確認 |
図面との一致 |
|
2 | 図面確認 | 三角法/一角法 | |
3 | 材質確認 | 磁力の有無など | 磁石 |
4 | バリ/カエリの有無 | 目視/触視 | |
5 | 面取りの確認 | 有無、平均的か、C角/R角 | |
6 | ネジ穴 | 深さ、直角度細目、並目の確認 | 止まりゲージ |
7 | 面粗度 | 面粗度ゲージでの確認 | ゲージ |
8 | 同心度、直角度、平面度、対称度の確認 | 量具にて測定/判断 | ハイドゲージ、ダイヤルゲージ 三次元測定機 |
9 | 測定値の記入 | 測定寸法部に記入 不良の場合は赤ペン記入 |
測定員が記入 |
10 | 検査員の確認 | 検査完了図面に検査員押印 | 印鑑 |
11 | 次工程へ | 梱包棚へ移動 かよい箱番号/図番の確認 |